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板橋 知人 さん(地域密着型特養)

地域とのつながりを深めていくことが自分達の役目

写真:板橋知人さん

勤務先:社会福祉法人 愛生会 地域密着型特別養護老人ホームはなわあいの(鹿角市)
勤続:5年

介護職を目指したきっかけ

自分が小学校の時に祖父と曽祖母も一緒に暮らしていたのですが、祖父が先に亡くなってしまい、曽祖母がひどく落ち込んでしまった姿を見て、何とかしてあげたいと思ったことがきっかけでした。
また、地域の人たちには小さなころからかわいがってもらい、その人たちが年を重ねていった時に何か出来ることが無いものか、とも考えていました。
中学、高校の職場見学でも介護の現場を体験して、介護の専門学校に進学して現在の職場に就職しました。介護の現場で働く思いはゆるぎませんでした。
現在は4月にオープンした特別養護老人ホームでユニットリーダーとして活動しています。

写真:板橋知人さん2

入居者には家族だと思われたい

入居者にとって、ここは自宅のようなものです。 本当にそう思ってもらえるように、自分達を家族だと思ってもらえるように信頼関係を築き上げていくことを心がけています。
入居者に受け入れられて頼られると、その人の中に一歩入り込めたかな、と自信になります。
逆に、どうしても受け入れてくれない方もいます。そんな時は職員同士で情報を共有しながら対応方法を考え直してみます。そうすることで別の方法が見えてきます。
そんな中でその人が心を開いてくれた時は嬉しくなり、この仕事にやりがいを感じます。
ご家族が面会に来た時には、ここでどういう生活をしているかをお伝えしながら、ご家族との信頼関係を築いていくことも心がけています。

地域密着型の施設として

地域密着型という施設なので、入居者と家族と地域住民とのつながりを深めていくことが自分達の役目だと考えています。
この施設は始まってからまだ日が浅いので改善点がまだまだ多く、そういうところをしっかりと対応しながら地域密着型という特徴を生かしていけば、もっと盛り上がっていくと考えています。

介護職を目指す方へ

実はもともと人見知りで、人と接するのが苦手でした。就職してからまわりの先輩職員を見て、この仕事で自分の弱点を直していこうと思いました。
お年寄りと接する機会が少なくなってる中で、それを毎日経験することができる職場だから、色々な発見があって自分のためにもなります。
人によって感じ方が違う職場だと思いますが、自分にとっては大変やりがいのある仕事だと思っています。