齊藤 敏子さん(グループホーム)
一人ひとりのこれまでの人生を感じ、共に歩める仕事
勤務先:グループホーム 西仙(大仙市)
勤続:6年(介護職通算12年)
入居者様の気持ちに寄り添って
介護職が注目され始めた十数年前に、ヘルパー2級の資格を取得。介護という仕事が人の役に立ち、自分にとってもやりがいのある仕事だと感じこの職に就きました。現在は入居者様の身の回りの生活全般をサポートしています。いつも入居者様の気持ちに寄り添い、目線を合わせてゆっくり話したり、笑顔で接することを心がけています。
この仕事を12年続けてこられたのは
この仕事を続けてこられたのは、人と関わることが好きなのが一番ですが、「一人ひとりの歩んできた人生を感じ、共に歩んでいける」という喜びや重みを日々感じることができるからです。入居者様との信頼関係ができ、介助の際に「ありがとう」と応えてもらえると本当にやりがいを感じます。
ボランティア慰問
年代の近いボランティアの方々が歌や踊りの慰問にいらっしゃると、入居者様たちはとても喜びます。一緒に懐かしい歌を歌ったり、時には涙を流したり、実に表情豊かになります。その様子を見ていると私たちも嬉しくなり、また機会をつくってあげたいと思っています。
介護業界への希望
「人の命に直接関わる」「勤務時間が不規則」などのことから、介護職に従事する人には心身ともに大きなストレスを抱えているケースも多いです。そんな職員のメンタル面をサポートできる人材の育成も今後は必要ではないでしょうか。