石井 早希子さん(特養)
現場で得られる満足感は宝物
勤務先:特別養護老人ホーム長慶荘(大館市)
勤続:2年(介護職通算8年)
介護職を目指したきっかけは?
もともと福祉系の仕事をしたいと漠然と考えていたのですが、大学での実習やボランティアを通して利用者様の方々の笑顔がダイレクトに感じられる介護の現場に魅力を感じ、介護職に就きたいと思うようになりました。
やりがいや満足感を得られる瞬間は?
利用者様の笑顔を見られた時は嬉しいです。利用者様が一つの動作について日々の積み重ねで、出来なかったことが出来るようになった時、毎日の会話で笑顔が増え表情が豊かになっていった時…こんなにも心を揺さぶられ励まされる場面に遭遇した瞬間は宝物をもらったような感覚になります。
日々の仕事で抱く思いは?
「重労働できつい」というイメージは拭いきれません。しかし、一人でやっているわけではなく周りには互いに支え合える同僚がたくさんいます。よりよいケアについて考えるときも周囲のアイデアは貴重です。どんなときも助け合える環境に感謝しつつ、自分もみんなが働きやすい職場に貢献していきたい…と最近よく考えております。
ご自身のキャリアアップについての具体的な取り組み
- 平成23年から勤務開始(当時は障害者支援施設で生活支援員)
- 平成27年に介護福祉士、社会福祉士実習指導者 取得
- 平成29年から特別養護老人ホーム勤務
介護福祉士は働きながら取得しました。当法人には資格取得のフォローアップ体制があり、費用や勤務調整等、資格をとりやすいようサポートしてくれます。また、社会福祉士実習指導者については、持っていた資格(社会福祉士)を活かせるようにと取得を勧められ講習を受講しました。
休日はどのようにして過ごす?
休日はショッピングモールに出かけて買い物をしたり、観光スポットへ出かけてリフレッシュしています。家でごろごろなんて事もよくありますが、気ままにやりたいことをやって過ごしています。
今後の目標は?
自分の目標としては、知識や技術に磨きをかけていきたいです。もうベテランだね、なんて言われることもありますが自分にあまり自信を持てない性格なんです。より自分に自信を持てるよう、また、人財を育成しこの仕事の魅力を伝えるためにも勉強し続けたいです。
今、介護職を目指している方へのメッセージ
介護に抱くイメージはあまり明るいものではないかもしれません。しかし、働いていて得られる達成感、やりがいは他の職種に負けてないと思います。責任感を持って仕事することが求められますが、一人でがんばるのではなく、みんなでがんばる。そんな現場です。悩むことがあってもきっと仲間が助けてくれます。まずは、興味を持ってくれたら嬉しいです。
その他
当法人は地域に根差していると感じます。歴史もあり、身近にあった施設は私自身、小さい頃から地域の一部として認識してきました。
当法人は8拠点(大館市内)で施設運営をしております。同じところで何年も…となるとマンネリを感じてしまう場合もあるかと思いますが、そんなとき異動(大館市内)という手もあります。新たな職場で新たなスタートを切ることが出来ます。