板倉 翼さん
施設名：ショートステイ輪
サービス種別：短期入所生活介護
勤続年数：12年
現役職：技術指導統括
介護職を目指したきっかけは？
きっかけは祖父の介護です。自分が中学校の時に祖父が脳梗塞になり、祖父は自宅と施設を行き来する生活でした。自宅では祖母が介護をしていて、その時は少しでも手伝えたらいいなという思いでした。弊社の代表が祖父のケアマネジャーを担当していて、そのころから少しずつ「介護」という仕事に興味を持つようになりました。
キャリアアップについて具体的な取り組みは？
正直なところ、資格を持っていなくても仕事ができていた自負はあったので、介護福祉士に興味が湧きませんでした。しかしキャリアアップのためには資格をとっておいた方がいいというアドバイスをもらい、介護福祉士の資格取得に一念発起しました。それからは外部・内部の研修への参加をしたり、実習生関連の資格取得をしたり…とにかく日々勉強、挑戦し続けています。
日々どんな思いでお仕事していますか？
利用者の方とは、同じ目線で話す、共感するということを大切にしています。この2点を軸に、日々の利用者さんのテンションに合わせて会話を進めていきます。
また、ここには、外国のスタッフも多くいますので、彼女たちとは目を見て話すこと、相手が伝えようとしていることをこちらが汲み取ること、ゆっくり話して丁寧にコミュニーションをとることを心がけています。
やりがいを得られる瞬間は？
毎日面白いです。みんな日によってテンションも気分も違うし、身体の状態も変わってくるし…。毎日何が起こるかわからないですし、そこが面白いです。利用者さんの笑顔や感謝の言葉をかけていただいたときももちろん嬉しいのですが、実習生が増えてきて、自分が指導する立場になり、実習生の成長を感じられる瞬間に、今一番やりがいを感じます。
今後の目標は？
会社としては、海外進出が目標かなと思います。今まで自分がやってきた介護や、実習生に対する指導のノウハウなどを外部にどんどん発信して、いい循環を作れるようにしていきたいと思います。海外でどれぐらい自分の経験が通用するのかも興味深いです。会社の成長スピードに負けないように変化を恐れずに自分も成長していきたいと思っています。
今、介護職を目指している方へ
まずは現場を見てほしいです。SNSがこれだけ普及している中で、施設内や会社の雰囲気は写真や動画でいくらでも見ることができます。実際に足を運んでいただくのももちろん歓迎しますが、まずは画面越しにでも現場をみて見て色々なことを感じてほしいです。閉鎖的なイメージのある介護職ですが、そういったイメージを振り払えるような情報発信をしていきたいなと思います！