ダヤン デラ クルズさん
施設名:ほのぼの苑
サービス種別:介護老人保健施設
勤続年数:1年
現役職:技能実習生
介護職を目指したきっかけを教えてください
祖父母が大好きでした。子どもの頃、祖父が目の手術をしてから体調を崩していましたが、何かをしてあげることができませんでした。そんな経験から、少しでもお年寄りの生活を楽にしてあげたい、支えになりたいという思いで介護士になりたいと思いました。
やりがいや満足感を得られる瞬間を教えてください
介護の仕事はきついこともありますが、毎日利用者さんの温かい笑顔をみると幸せな気持ちになります。毎日、全員と話すことはできませんが、利用者さんたちが私の名前を覚えてくれて「頑張って」と声をかけてくれると、すごく心が温まります。
ご自身のキャリアアップについて具体的な取り組みを教えてください
介護のことはもちろんですが、日本語はこの数年間に学んだ最高のスキルの一つだと思います。まだ、上手に日本語が話せませんが、もっと上達できるよう日々、努力しています。
技能実習の期間が終わり、フィリピンに戻ることになったら日本で介護士として働くことを目指す人に介護と日本語を教えるつもりです。
休日はどのようにして過ごしていますか
自転車で出かけるのが大好きで、カメラを持って、アパートの近隣を散策しています。日本語の先生から、秋田の冬は寒くてホームシックになるかもしれないから、新しい趣味を見つけた方が良い、とアドバイスいただいたので、絵を描き始めました。最近は野菜を植え、日々の成長をみることが楽しみです。
今後の目標を教えてください
日本語能力試験N1を受験する予定です。また、3年目には介護福祉士の国家試験に挑戦したいと思っています。そして関わる利用者さん一人ひとりの生き方だったり、今まで歩んでこられた人生だったりを理解して、利用者さんが望む輝きのある人生を送る為のお手伝いが出来る介護士になりたいと思っています。
今、介護職を目指している方へメッセージをお願いします
最初はすごく大変で、出来ないこと、分からないことたくさんありましたが、先輩方からの教えで日々、自分の成長を感じることができています。利用者さんと一緒に笑ったり、楽しんだりすることが出来ること。ありがとうという感謝の言葉をもらえることは介護職の醍醐味だと思うし、毎日の仕事に幸せを感じると思います。頑張りましょう!